債務整理 [事例3]

パチンコが原因の借金を個人再生で解決

30代男性
債務整理方法借金総額毎月の返済額
個人再生 約1,670万円⇒約300万円 約20万円⇒約5万円

背景

Aさんは小遣いを増やそうと始めたパチンコにはまってしまい、借金をしながらもパチンコを続けたため、いつしか約1,670万円の借金を抱えてしまいました。
膨らんでしまった借金の返済を自力で続けていくことは難しいと考えたAさんは、当事務所にご相談にいらっしゃいました。

対応

Aさんは住宅ローンが残っている自宅に家族と一緒に住んでおり、自宅は何とかして残したいという希望がありました。また、Aさんは収入の安定した職業に就いていらっしゃいました。
そこで、債務整理の方法として、自宅を残すことができる個人再生の手続をご提案しました。
Aさんの場合、収入は安定していたのですが、生活費もそれなりにかかっていたため、毎月の収支を見てみると、収入と支出があまり変わらない状態でした。そのため、毎月の収入だけでは、個人再生の手続において継続して返済していける十分な資力があると認めてもらえない可能性がありました。
そこで、Aさんの場合、ボーナスも安定して支給されていることから、ボーナスを活用することで返済が可能であることを裁判所にアピールしていくこととしました。

結果

個人再生手続を申し立て、ボーナスを含めた年間の世帯収支からすれば十分に返済していくことが可能であることを裁判所に対しアピールしたところ、無事、認可決定がおりました。
その結果、自宅を残したうえで、約1,670万円あった借金が約300万円に減額され、月々の支払も約20万円から約5万円に減額することができました。

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