刑事事件 [事例10]

電車内で乗客とのトラブルから暴行をしてしまった→不起訴処分

20代男性
罪名結果
暴行 不起訴

背景

ある日、Aさんが親御さんとともに相談に来られました。
検察官の取り調べを受けている状況なので、どうにか不起訴にしてほしい、というご希望でした。

詳しくお話を聞いたところ、Aさんは電車内で空いた座席を巡って他の乗客とトラブルになり、突き飛ばすなどの暴行を振るってしまった、という疑いで暴行事件の被疑者として取り調べを受けている状況だとわかりました。

対応

相手が怪我をしていないとしても、暴力を振るってしまった場合、暴行罪になります。

暴行罪は怪我をした場合(傷害罪)に比べれば軽い犯罪ですが、刑法に定められたれっきとした犯罪です。事案によっては罰金になることも十分にあります。
また、お話を聞いていると被害者の方は相当怒っているようなので、検察官が被害者の処罰感情に重きを置いて罰金にする可能性もありました。

これを防ぐためには、その怒っている被害者と示談をするしかありません。検察官を通じて連絡先を聞き、交渉を始めました。

当初は難色を示されていましたが、金額や条件等で被害者の方の満足のいく提案を何度もしたところ、最終的には示談を受けてもらうことができました。

結果

結果として、無事に不起訴となりました。

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